今回は一番基本となるメジャースケールよりもさらに簡単なスケールを紹介します(`・ω・´)ゞ
様々な場面で活躍するスケールなので楽な覚え方やちょっとした練習法なんかも交えつつまずは形で覚えてしまいましょう( ゚д゚)ハッ!
まずは弾いてみよう
今回は理屈も説明もすっ飛ばしてとりあえず弾いてみましょう。
水泳で例えると泳ぎ方を本で学んで地上であれこれ考えるのではなくまずは水に飛び込んでみる的なニュアンスです( ゚д゚)ハッ!
譜例1
譜例2
いつも通りのキーCで特に珍しいフレーズでもなければ難解な運指も一切していませんので少しベースを練習した人なら難なく弾けるかと思います。
というかもしかしたら近いフレーズを弾いた事があるという人もいるかも知れませんが、この2つのフレーズはどちらもペンタトニックのみの音で構成されています。
で、そのペンタトニックスケールと言われる音階ですがキーCの場合だとファとシを省いたド・レ・ミ・ソ・ラの5つの音で構成されています。
ペンタは5つの、トニックは構成音という意味なのでまぁそのまんまですね( ゚д゚)ハッ!
メジャーペンタとマイナーペンタ
で、このペンタトニックスケールにもメジャーやマイナーの概念があります。
さっきもこの画像を使いましたが、こちらはメジャーペンタトニック。
ドがルートでミが長3度なのでメジャーという事ですね。
次はこのペンタトニックをラから始めてみましょう。ラ・ド・レ・ミ・ソです。
ラがルートでドが短3度なのでマイナーペンタトニックとなります。
ざっくり言えばメジャースケールもマイナースケールもファとシを抜けばペンタトニックとして使えますよーという事です。
が、始める音を変えたところで使っているのは全く同じ5音。
なのでポジションを覚える場合はメジャーやマイナーはそれ程気にしなくてもいいと言えますね。
とりあえずは押さえるポジションを覚えつつ、慣れてきたらどの音なのか、今は何度の音を弾いているのかという事も把握出来れば完璧です!
という事でCのペンタトニックを4つのブロックに分けていきましょう(`・ω・´)ゞ
ポジション1
まずはひとつめのポジション。
1弦と3弦にルートがあって、メジャースケールの説明にもよく使っている部分ですし形も覚えやすいかと思います。
他のキーの時も3弦ルートを見つけたらそこからこの形を作れば他のポジションも見えてきやすいのでとても便利だったりします。
ポジション2
指板図の△6はラの音なので、いかにもAマイナーペンタという感じの配置ですね。
4弦のみ1音半ですが、1〜3弦は5フレットと7フレットの1音間隔なのでこれも形としては覚えやすく弾きやすいので、音域的にも頻度は高めでしょう。
というか極端な話、この形だけ覚えればペンタトニックは使えるも同然と思ってください( ゚д゚)ハッ!
ポジション3
他のポジションと比べてちょっとイビツな形ですね。
そこまで覚えるのは大変ではないですが、ポジション1と2が混ざってるみたいなイメージにすると実践でも結構使えます。
ポジション4
ポジション2と反対の形でこれまた覚えやすい形ですね。
ルートの弦から低い2弦までは全音の間隔で弾きやすく覚えやすいので、これを利用して適当に弾いても十分それっぽいフレーズにはなりますw
難しい音階ではないのでとにかく適当にペンタトニックの音を並べてみるだけでもフレーズ作りに約だったりします( ゚д゚)ハッ!
まとめ
さて、タイトルにも書いた通りで4つに分けてみましたが全部別々ではなく繋がっていると考えてみましょう。
図にするとこんな感じでポジション1〜2は5フレットで、ポジション2〜3は7&8フレットで、ポジション3〜4は9&10フレットでそれぞれ繋がっています。
いきなりこれで練習しても覚えるのが面倒だと思うのでまずはひとつずつのポジションを練習して指が馴染んできたらこの全体図を見ながら次はどのポジションと意識して弾いてみるのがいいでしょう。
と言っても実践レベルでペンタトニックを使う時は複数のポジションをまたいで弾く事が多いので、次回はペンタトニックの練習フレーズ集的なものを書いてみようかと思います(`・ω・´)ゞ
スケールの事を書いている教則本は沢山ありますが、ペンタトニックに関してこれほど分かりやすく実践的な事を書いているものは他にないオススメの本です!