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これがあれば突然「そこのルートはFで」と言われても迷わなかったり、タブ譜がなくコード譜のみのでもそれっぽく弾けたりするものもあるといいなぁと思い作ってみました( ゚д゚)ハッ!
オリジナル曲やアドリブなどに興味がある人は特に覚えておきたい内容なので狭い範囲から少しずつでも覚えていきましょう(`・ω・´)ゞ

音名はアルファベットで覚えてしまおう

音名と言えば「ドレミファソラシ」で、実際に会話で使う事も多いです。
が、コードネームでも使われている英語音名の「CDEFGAB」も覚えておくとコードを見た時にどの音がルートなのかという事が瞬時に分かりますし、後で色々学んでいく上で便利なので英語音名で覚えておく習慣を早いうちにつけておく事をオススメします(`・ω・´)ゞ

余談ですが「ドレミファソラシ」と弾いてしまうとメジャースケールになるので正確にはこれは階名となりますが、ややこしいので今は気にしないでください。

という事で鍵盤を使って説明すると

鍵盤ドレミ

ドレミファソラシドに対するCDEFGABはこのように割り当てられています。

ちなみに他の国の言葉でも音名があって

日本音名

ハ・ニ・ホ・ヘ・ト・イ・ロ・ハ

ハ長調とかイ短調という言葉はこの日本音名なのでハ=ド(C)の長調でキーCメジャー、イ=ラ(A)の短調でキーAマイナーとなります。
後はト音記号やヘ音記号も日本音名ですね。

ドイツ音名

ツェー・デー・エー・エフ・ゲー・アー・ハー・ツェー

ドイツ音名は知っている程度で全然馴染みがないのですが、クラシック系のプレイヤーの人がたまにポロッと口にしているなーという印象があります。


さて、更に余談が加速してきましたがここまでの話で今大事なのは英語音名くらいで後は流し読みする程度でいいと思います。
かと言って役立たない話ではないので気が向いた時にでもまたチラッと覗きにきてもらえたらと思いますヽ(´ー`)ノ

ルート一覧表

root_ichiran

開放弦から1〜5フレットまでの各弦、各フレットに対応する音を表にするとこうなります。
ベースという低音でサウンドを作っていく楽器の特性上、やはり求められるのはこの辺の低い音たちで使用頻度がかなり高いです。

そしてこの5フレットまでで#(or♭)の黒鍵の音を含む12音全ての音が出せますので、まずはここまでの分でどのルートを指定されてもパッと押さえられるようにしましょう。

これは完全に暗記モノですが、強いてコツを挙げるなら#や♭以外の音(=Cメジャースケール)を覚えて英語音名で当てはめられるようにしてから、間の音は#か♭が入るという風にすると覚えやすいかと思います。

root_ichiran2

さらにこれを12フレット分にするとこうなります。
#や♭は細かくなりすぎるので省略しましたが、上の5フレットまでのものをしっかり覚えていれば空白のフレットの音が何になるのかはすぐに分かるでしょう。

これを一気に覚えてしまおうとすると大変なのでまずは1〜5フレット、次は5〜9フレット、その次は9〜12フレットという感じで少しずつ分けていくと覚えやすいかと思います。

これでコード譜も怖くない!?

‖C△7|A7|Dm7|G7‖

例えばいきなりこのコード進行で弾いてくれー!と言われたとします。

タブ譜でしか弾いた事のない人にとってはアルファベットや数字や記号が並んだ意味不明の暗号にしか見えないでしょう。

ですが、ルート一覧表でアルファベットの音名さえ覚えていれば何も怖くはありません。

C△7|A7|Dm7|G7‖

ルートとなる音を赤文字にしてみましたが、ベーシストが弾かないといけないのはこの赤文字の部分です。
他の記号や数字はそのコードの構成音なので無視してルートだけを弾いていても曲として成り立ちます。

ちなみにルートのみを弾くのをルート弾きといいます。
コードの構成音やスケールの事が理解出来てくると色々なフレーズを入れてみたくもなるものですが、ベースはやはりルートの音を出している時が最も安定したコード感を出せますし、ロックなどではルートのみの8分音符でゴリゴリ弾く事で力強さが出ますので、まずはどの弦、どのフレットでもすぐにルートの音を押さえられるようにするのがいいでしょう。

様々な例外もありますがベーシストはまずルートを押さえる事が出来ればほとんど問題はありませんので是非参考に( ゚д゚)ハッ!

ちなみにコードの構成音の一覧表はこちらの記事に一通りありますので、さらにコードについて理解を深めたい人はチェックしてみてください(`・ω・´)ゞ

Cmaj7【コード構成音一覧表】コードを形で簡単に覚えよう(基礎編)
コードネームを見てルートは分かるけど後はどの音で構成されているのか分からないという人のためにパッと見て分かる一覧表を作ってみ...

コードの理論とそれに基づいたベースラインの作り方がかなり詳しく丁寧に書かれています。
一気に読破するものではなく気になった時、必要な時にパッと開いて何となく理解するくらいの感覚で見るとかなり読みやすいです。