ベースでフレーズを組み立てていく時はまずはコード進行に合わせてそのコードのトライアド(3和音)を中心とする事が多いです。
フレーズを作る時にルートに5度や3度を少し混ぜるだけでは物足りない時は参考にしてみてください(`・ω・´)ゞ
超初歩編
ルートと5度の間に絡めるパターンです。
何だかピーヒャラピーヒャラというメロディが聞こえてくる気がしますね。
5度と6度をひっくり返したパターンです。
どちらかと言えばこちらの方が一般的でルートに向かって音が上昇していくので個人的にはグイグイ来るようなイメージがあります。
譜例では4分音符と8分音符のパターンのみ書きましたが、全部スタッカート気味にしたり休符を挟んでみたりするだけでノリがガラッと変わりますのであらゆるリズムを想定しつつ練習してみてください。
初歩編
CとFの繰り返しで3度も混ぜるパターンを。
ここまできたらほとんどメジャーペンタトニックですね。
フィルなどでペンタ多用で弾きまくるのはいいのですが、バッキングであまり弾きまくると大体の場合は曲が破綻してしまうのであくまでも曲の雰囲気やリズムを最優先にして味付けしていく感覚で足していくといいでしょう。
という感じでここでは8ビートでのシンプルなフレーズを紹介してみましたがいかがだったでしょう。
6度という音を意識して意図的に使っていなかった人には割と新鮮な響きに聞こえたかと思います。
今回はメジャーの中での使用ですが、マイナーでも6度に着地したり6度の音を通過すると何ともいえない不思議な浮遊感が感じられます。
そしてビバップ期と呼ばれる古いジャズやブルース等も7thが重要と言われていて実際その通りなのですが、それと同じくらいこの6度をいかに上手く使うのかというのが大事だったりします。
応用編では有名どころのフレーズを解説を交えつつ詳しく紹介してみたいと思います(`・ω・´)ゞ