ベースで良い音を出すためには楽器やアンプはもちろんですが、それと同じくらいシールドも大事です!
割とメジャーどころで使用感やオススメポイントなど色々紹介してみたいと思います。
機材関連のオススメ
シールドの先にはアンプを繋ぎたいものですねヽ(´ー`)ノ
その前にエレキベースはもし無ければ欲しいですね( ;∀;)
夜はガッツリ音を出せないのでヘッドフォンは必須と言えるでしょう( ゚д゚)ハッ!
ベース弦もシールドと同じくらいメーカーによって音が変化します(*´﹃`*)
目次
シールドによって音質はかなり変わる!?
初心者セットに付属されているシールドでもメーカーがこだわりぬいた数万円のシールドでも繋げばとりあえず音は出ます。
割と軽視されがちなシールドですが同じメーカーでも別の種類のものになるだけで結構音のキャラクターが変わりますし、もっと極端というかシビアに言えば同じ型番でもプラグが変わるだけでも違ったりします。
音質か、耐久性か、扱いやすさか、シールドに求めるものは色々あると思いますので出来るだけ詳しく触れながら紹介してみたいと思います。
楽器本体やアンプよりも安価で入手出来て、なおかつそれらと同等に近いくらい音が変わるシールドですのであまりシールドに頓着がなかった人もちょっと他のシールドが気になっているという人の参考になれば幸いです。
BELDEN(ベルデン) 8412
愛用者の多いBELDENの中でも超定番となっているシールドです。
レンジが広く特に低中域が強調されているような音質で、他のシールドから乗り換えた際に音の太さの違いを感じるでしょう。
かと言ってモコモコしていたり音がこもるのかと言えばそうでもなく、むしろギラギラしたという表現がしっくり来ます。
バランスも良く一度使用すると手放せなくなること間違いなしですが、唯一欠点を挙げるとすればケーブル自体がかなり固く、多少使い込んでも取り回しが良くないのでパッチケーブルを使用する際には長さやプラグの種類や向きなど少々気を付ける必要があります。
が、そんな欠点が気にならないくらいのクオリティや耐久力を持ち合わせていますので超定番ですが個人的にも一番オススメです。
PROVIDENCE(プロヴィデンス) H207
愛用者がとても多いP203というパッチケーブルを楽器用の長さにしたというちょっと珍しいシールドです。
このP203が何故愛用者が多いのかというとパッチケーブルには「音質」と「柔軟性」の2つの要素を求められていて、当時はこれを両立させるパッチケーブルがなかったんですね。
これを同社のF201とS101というシリーズに使われている絶縁体2種類を使う事によって柔軟性があって高音質なパッチケーブルを作ることに成功しました。
そんなP203をシールドとしても使いたい!というミュージシャンの声が多くなってきて実現したのがこのH207なのです。
音質の劣化を極限まで少なくする事を目標に作られているだけあって楽器用シールドとしてもその音質のクリアさは随一。ベースで繋いでもコシのあるサウンドには定評があります。
ちなみにL型プラグは直角ではなく91度という独自の角度にしていて、これによってジャック部とシャーシに角度があっても接続しやすかったりプラグ本体に負担がかからず楽に抜き差し出来るようになっています。
CUSTOM AUDIO JAPAN(カスタムオーディオジャパン) IL5M
素直な音と評される事の多いシールドで、ほんの気持ち程度ミドルの強さを感じる程度で確かにフラット系の音質で存在感やアグレッシブさが良い意味で無いという点ではかなり素直な音が出ていると思います。
逆にモンスター系で慣れすぎてしまっていたら少し物足りなさも感じてしまうかも知れませんが音抜けが悪いとか迫力に欠ける訳ではなく、変に主張したり出しゃばる事がなく扱いやすいです。
ケーブルはなかなか柔らかく取り回しが良いのが◎、値段も他に紹介しているシールドに劣らない質の高さでありながらもうひと回り下の安さを実現してくれているのも嬉しいですね。
面白いのは3mと5mで何故か値段が30円しか変わらない事なので、自室限定でもない限りは5mが断然お得です!
MONSTER(モンスター) M BASS2-12
こちらも有名なメーカーのひとつで、一般的にはパワーがある、音が太くなるという印象の強いシールドです。
実際低音はかなりゴリゴリするので確かに太くなる印象ですが、ムダな低音で溢れたりこもったりという事はなく、むしろ音の分離は良く芯のある強いサウンドです。
2層マルチゲージ・ワイヤー・ネットワークという特許を取得した技術で低音のレスポンスがかなり速くなっていて、これこそがモンスターの力強いサウンドの秘密と言えます。(下記に注釈)
ジャンルで言えば重たい系統の曲やゴリゴリのハードロックやメタルにマッチしますね。
ちなみにRed Hot Chill PeppersのFLEAが愛用しているモデルです。
※サウンドハウスで購入した場合は生涯保証のシリアルコードは付いてきませんのでご注意ください。
MONSTER(モンスター) M ROCK2-21A
モンスターケーブルの中で定番のモデルですね。
上のモンスターはベース用、こちらは一応ギター用という括りになっているのですが、個人的な使用感だとこちらの方がスッキリしていて音抜けも良く好みの音が作りやすいです。
解像度もかなり高いのですが、きらびやかな音となりますのでM BASS2-12と比べるとPOPSやROCK寄りのジャンルの方が合うかなと思います。
リーズナブルな価格帯で上質なシールドの中だと定価では少し値が張る方ですが、サウンドハウスではかなり安くなっていますのでオススメです♪
こちらも2層マルチゲージ・ワイヤー・ネットワークを採用していて確かな低音が感じられるでしょう。
※サウンドハウスで購入した場合は生涯保証のシリアルコードは付いてきませんのでご注意ください。
2層マルチゲージ・ワイヤー・ネットワークとは
空気中における音の伝達スピードはどんな周波数でも同じですが、音が電気信号となってケーブルを流れるとき、高域より低域が遅く伝達されてしまうことをご存知でしょうか?
そして、低域は芯線の中心を通り、高域は表面を通るという「表皮効果」も判明しています。モンスター・ケーブルでは、これらの物理現象への対策を1970年代後半に開発し、製品化しました。 太さ、長さを変えた複数の芯線に周波数帯ごとの電気信号を伝達させ、すべての周波数を同時に伝達させます。これにより低域のスピード感は失われず、聴感上も太くボヤけない迫力あるサウンドが得られます。
これがモンスターケーブルだけに許された特許技術であり、そのサウンドの秘密です。
との事で、要するに低域や高域にそれぞれ芯線を用意して楽器から発した電気信号がどの周波数帯もアンプに同時に届くように設計されているという事ですね。
極端に重たい音楽や遅い音楽をやる人は特に低音の遅さというものを実感しているかと思いますが、その問題を解決した画期的な技術なのです。
という感じで、手の出やすい値段の範囲でオススメのシールドをいくつかピックアップしてみました。
同じメーカーでも種類が変わると一気に別物になる事もありますし、ギタリスト御用達なシールドでも使ってみたらしっくり来たりしますしシールドひとつ取っても本当に様々な音があって面白いですね。
割と個人的な意見も多く含みつつ厳選して紹介しましたので、このシールドもオススメだよ!というのがあれば逆に教えてください!w
その昔、カナレが出て来たあの頃には高級品扱い?だった様に思います。
まあ、安全安心なシールドケーブル故に以降、標準原器、スタンダードになりました。(それまでが酷かったので尚更)
実際、永らくカナレばかり使っていました。
モンスターケーブルのB202はカナレ比で全く別モノで本当に感動しました。
ただ、近年このモンスターケーブル(旧タイプ?)の時だけ(ジャックとの相性が悪く)音が出ない事象が頻発した為に使用を一切止めています。
現在は、カスタムオーディオジャパンやプロビデンス、EX-proのFAやFLを使い分けています。
とりわけ、ハイエンドのカテゴリー?になるEX-proのFAシリーズは別格です(比較的安価ですが)。
同社のFLでもクリアかつフラットでワイドレンジにかなり感動したクチですが、
FAではそのFLでもマスキングされモヤモヤしたモノが有った事にきづかされ、一気に晴れ渡りスッキリと視界良好に成ったかのようです?
FLと比べてもゲインが上昇しました。
白三郎様
なるほど、カナレ製品はいつからかなーと調べてみたら何とまだ僕が生まれる前でした(笑)
黎明期のリアルタイムの事情にはまだまだ疎いですのでとても勉強になりますm(_ _)m
モンスターケーブルはこの数年は使っていませんがジャックもケーブルも音もやたら太いという印象が強かったですねえ、ジャンルによってはかなりアリなシールドなのですが。
シールドは同社の別シリーズというだけでかなり音のクセは変わりますし、ジャンルや楽器次第でシックリくるものも変わってしまいますが全部買っているとキリがないというのが辛いところです( ;∀;)