sijag
ライブはいつでも楽しいものですが先日特に楽しくて印象に残ったライブがあったのでレポがてら書いてみますw
普段のバンドとは違う選曲、違う緊張感があってとても勉強になりましたヽ(´ー`)ノ

伏水酒蔵小路

伏水酒蔵小路

http://fushimi-sakagura-kouji.com/

音楽を生業にし始めると実に色々な場所で演奏する機会がありますが、酒蔵でライブをした人はそれ程多くはないだろうと思いますw
伏水酒蔵小路という京都市伏見区にあるお店で、上の写真の通り見たまんまTHE酒蔵という感じですね。
中はお酒をメインに、お酒に合う様々な料理店がズラッと並んでいて

sushi

賄いとしてこんな素晴らしいお寿司を頂けるのはこういう仕事の楽しみのひとつですねw

リハーサル

sijag_live2

ステージ正面から。
完全にドラムに隠れてしまっていますがこっそりエレベも置いてありますw
この日の選曲的にはエレベだけでも十分だった気もしますが一応ジャズライブという触れ込みだったので頑張って持ち込みましたww

sijag_live1

そしてステージ裏側。
PA卓はこの日の為に新調してくれたらしく、ここからライブスペースだけでなくスピーカーを通して酒蔵内の各店舗にも音が届くようになっています。
このシステムを導入した音響関係の人も見に来ていましたが大音量でもかなりクリアな音質で全店舗まで音が届いていて素晴らしかったです。

【ミュージシャンのお仕事】バックバンドのサポートで雇われてきましたの記事でもリハーサルの事は書きましたが、今回は事前に集まってのリハは無く当日のリハーサルの流れも少々違う感じとなっています。
事前にスタジオに集まって練習しないなんてありえない!と昔の私ならそう思っていましたがジャズ系の演奏だと割と普通だったりします。

今回は難しそうな数曲は事前に譜面だけ送られていて各自で確認、当日に口頭で軽く打ち合わせしつつ音を出してリズムとサイズの確認という流れでした。
ちなみに難しそうな曲の一部を紹介しておくと

I want you back
Beat it
Volare
Sunny
Can’t take my eyes off you

辺りで特に上の2曲、マイケル・ジャクソンの名曲達はさすがに初でしたw
Volare(ボラーレ)はジプシーキングスのお馴染みのあの曲、と言えばほとんどの人は分かるかと思います。
Sunnyはボビー・ヘブというアメリカ人のR&B/ソウル歌手の有名な曲ですね。ソウル系やファンク系をやる人なら譜面がなくてもサラリと出来ておきたい曲で実は黒本2にもあったりします。
Can’t take my eyes off youは「君の瞳に恋してる」の邦題の方を聞けばピンと来るのではないでしょうか。

他にも色々な曲がありましたが、先日のワンマンライブのように全曲ガッツリと通している時間は無いのでイントロやエンディング、間のややこしそうな所など要所要所の確認をしつつジャズスタンダードの曲はまぁ大丈夫だろうという事でパパっと譜面を貰ってリハ終了という感じでしたw

ジャズはこのパターンが本当に多く、一般的にスタンダードと言われる曲は知ってて当然という前提なのである程度色々な曲を聴き込んでおく必要がありますし、お決まりのイントロやブレイクがあるならそれもついていけるようにしておかないといけません。
こんな風に書くとよく持たれるジャズは敷居が高いというイメージを思い出されてしまうかも知れませんが、慣れないジャンルで知らない事が多いのは当然ですし知らない曲は知らないと言っておけば大体の先輩は優しく教えてくれますw
知らないままでえらい大失態なんて事もまぁよくありますが、そういうのを経てある程度慣れてきたら雰囲気とアイコンタクトでかなり察せるようになっていきます。
特にブレイクはその曲の定番にしても思いつきにしてもピアノやギターなどコード伴奏の楽器の人が「止まるよー止まるよー」とこちらに目で訴えてきて、直前の小節で伴奏のアクションが大きくなりますのでしっかり周りが見れていればまぁやらかしてしまう事はあまり無いかと思います。

本番

sijag_live3

sijag_live4

さてそんな感じで本番ですが、今回は2ステージ。

1stセットはジャズ寄りの選曲で割としっとりウッドベースメイン。2ndセットは上記の難しそうな曲が多くエレキベースメイン。
本番の写真もあまり無いのですが

お店側で動画を作ってくれていましたのでこちらも紹介しておきますヽ(´ー`)ノ
43秒くらいからお客さんの様子も映し出されていきますが、大体座っているのが1stでやけに盛り上がっているのが2ndですw

ただでさえノリの良い曲なのにジプシーキングスやマイケルジャクソンみたいに皆の知ってる選曲がかなりウケたみたいで、こういう状態になってくると演奏者側も嫌でも乗せられて普段では出ないようなパフォーマンスがポンっと出てくる事が多いですねw

途中で出てきたSIJAG(シジャク)というのはバンド名で「始まり」を意味する韓国語(시작)で英語表記?にするとこうなるみたいです。

しかしこの日はアンコールも2回も起き、沢山のお客さんにも見て貰えて予想以上に盛り上がったライブとなって本当に楽しかったです。
せっかくの酒蔵なのに遠かった&機材の運搬でお酒を飲めなかった事だけが悔やまれますがウッドベースの宿命という事でもうとっくに諦めはついていますww

まぁどういうジャンルで音楽活動をしていくにしても、ジャズスタンダードのレパートリーを増やしていくだけではなくポピュラーな曲も軽く聞いておいたりフレーズを取っておくのも大事かなぁと思いました。
特にイントロでベースが前に出ているフレーズなんかは覚えておくと後々役に立つ事もありますしふとした時に弾いて相手におっと思わせる事も出来ますので音楽を仕事でも!と考えている人は是非得意なジャンル以外も色々聞くようにしてみてくださいヽ(´ー`)ノ