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複数の弦を使うフレーズでとても便利なレイキング。
リズムがブレずスムーズに弾けるようにちょっとした解説と練習フレーズを紹介していきます!

レイキング

写真1:1弦を人差し指で弾いて2弦に止めてある状態

1弦

写真2:2弦に止めた人差し指でそのまま2弦を弾いて3弦に止めてある状態

2弦

以前書いた【メトロノームを使った練習】クロマチックスケール応用編2にも簡単に紹介しましたが、レイキングとは1弦から2弦、2弦から3弦など高い弦から低い弦を続けて弾く場合に使う奏法です。
もちろん2弦は中指で弾いても問題ないのですがフレーズによっては人差し指のみで弾ききる方が違和感なかったり、1〜4弦まで一気に弾く場合は一本の指で弾く方が楽で効率が良いです。
ピッキングにはこれが正解!というものがなく、極論を言えば弾けていれば何でもいいのですがレイキングを上手く使えるようになれば難しそうなフレーズでも難なく弾けるようになりますので頑張ってマスターしましょう。

譜例

レイキング譜例1

レイキング譜例2

レイキング譜例3

難しければ最初はゆっくりからでもいいですが、まずはBPM120くらいを安定して弾けることを目標にしましょう。
メトロノームはいつも通り8分のウラで鳴らしてみてください。

IとMは右手の指の一例でIが人差し指、Mが中指となります。
Cのマイナーペンタトニックスケール一発で弾いた8ビート風フレーズですが、こうやって書き出してみるとこの短い小節数の中でもレイキングの頻度はかなり多いですよね。
これを上手く使いこなせるようになれば2本の指で交互に行うオルタネイトピッキングの数が減らせてより少ない労力での演奏が可能となってきます。

ですが実際の演奏の中でここはレイキングをして…と頭で考えながら弾く事はまずありませんし、これを見た人全員がこの譜例のピッキングが弾きやすいかというとそうでもなかったりします。
この譜例はあくまでレイキングもスムーズに出来るようになるトレーニングのひとつなので、このパターンも難なく出来るようになっていれば強いですが曲を弾く中で似たような譜面が出てきても必ずしもこの通りに弾かなくても大丈夫です。

ついでにフレーズやフィンガリングについても簡単に解説しておきます。
Cのマイナーペンタトニックスケールというのはド・ミ♭・ファ・ソ・シ♭の5つの音で構成されているスケールでこの譜例では完全にこのスケールの音のみ使用しています。
それと運指練習では1フレット1フィンガーのポジションで譜面には書いていてその通りに弾くなら5フレットは薬指となるのですが、実際の曲の中では3フレットと5フレットなど全音の間隔を連続して弾く場合にはこうやって押さえる方がより実践的と言えます。
2小節目や4小節目に出てくる6フレットも小指で押さえるのですがここはいつもの1フィンガー1フレットとなりますね。
5フレットも薬指の方が押さえやすいなら薬指でも問題ありませんし、8小節目の4拍目はそうしないと6フレットが弾けなくなりますのでこの辺は前後のフレーズを意識しつつ色々な運指を試して弾きやすい形を見つけてもらえたらと思います。
8小節目は右手も少し難しくなっていて、3連の部分はリズムを崩さないように注意しながら1本の指で一気に弾ききりましょう。

レイキングはこの基礎的な部分をマスターすればかなり速いフレーズも弾けるようになったり、ギターでいうスウィープ奏法に近い事なども出来るようになりますのでそういった練習法や譜例も次の機会で紹介したいと思います!